☑ お知らせ

タイヤの寿命

 タイヤは消耗品であり、ゴムの「摩耗」と「経年劣化」によって必ず寿命を迎えます。
以下に、「3つの寿命基準」をお伝えします。

走行距離の基準

 一般的なノーマルタイヤは、5,000km走行毎に約1mmすり減るように作られています。新品時のタイヤの溝は約8mmですので、単純計算すると約32,000km走行した時点で、法律上の使用限界である「スリップサイン(残り溝1.6mm)」に到達することになります。
 お車の使用状況や重量にもよりますが、走行距離が3万~5万kmに達したら、まずはタイヤの減り具合をプロに確認してもらうタイミングです。

見た目の基準

 タイヤの溝の奥にある「スリップサイン(1.6mmの突起)」が、タイヤの表面に1箇所でも現れたら法律違反(整備不良)となり、車検にも絶対に通りません。

タイヤの「内側」にも要注意!
 ごく稀に、車から取り外したタイヤの「内側(裏側)」を見て驚くことがあります。外側からは十分に溝が残っているように見えても、タイヤの内側だけが完全に擦り減り、タイヤの骨組みである「スチールベルト(鉄のワイヤー)」が剥き出しになって顔を覗かせているケースがあるのです。
 当然、法令違反ですが、何より走行中にいつ大爆発(バースト)してもおかしくない極限状態です。運転者や同乗者、そして周囲を巻き込む重大事故に直結しますので、タイヤは必ず「内側の減り具合」まで点検する必要があります。

年数の基準

 たとえ走行距離が短く、溝が新品のように残っていたとしても、ゴム製品であるタイヤは時間が経つと徐々に硬化していきます。硬くなったタイヤはひび割れやすく、ブレーキ性能が極端に落ちるため危険です。

【5年目】使用開始から5年が経過したタイヤは、継続して安全に使えるか、一度専門店でチェックを受けてください。
【10年目】見た目がどれだけ綺麗であっても、製造後10年が経過したタイヤは、安全性の観点から「強制交換」を強くおすすめいたします。

製造から何年経っているかわからない?
 タイヤの側面には、「いつ作られたか」を示す4桁の数字(例:2226)が必ず刻印されています。
・最初の2桁(22)=「週(22週目=5月頃)」
・後半の2桁(26)=「西暦(2026年)」
つまり「2226」と書かれていれば、2026年の5月頃に製造されたということです。