☑ お知らせ

タイヤ点検の重要性

 タイヤはさまざまな化学材料から作られた繊細な複合ゴム製品です。走行距離が短く、どれだけ大切に乗っていても、環境(直射日光・熱)や時間の経過によって常に性能が変化するため、日常点検が不可欠です。

法律で義務付けられている日常点検

 車検などの法定点検は意識していても、普段の点検はついつい後回しにしてしまいがちです。車の使用者自身が行う「日常点検」は、道路運送車両法第47条によって【法律上の義務】として明確に定められています。
 常日頃から足元への意識を高めることは、ご自身やご家族、同乗者、そして社用車を預かる企業としてのコンプライアンス(法令遵守)と、周囲の命を守るための絶対的なルールです。

データで見るタイヤトラブルの現実

 ロードサービスを行うJAF(日本自動車連盟)や、高速道路を管理するNEXCOのデータを見ると、衝撃的な事実が浮かび上がります。一般道路での救援依頼全体の約20%がタイヤトラブル(パンク等)ですが、高速道路になるとその割合はなんと2倍の約40%へと激増し、トラブル原因の圧倒的トップに君臨します。
 日本自動車タイヤ協会の調査では「乗用車の4台に1台が空気圧不足のまま走っている」という報告があり、この油断が高速道路での重大事故に直結しています。

空気圧不足が引き起こす恐怖のバースト
 なぜ、空気圧が足りないだけで高速道路でトラブルが激増するのでしょうか?そこには恐ろしい科学的理由があります。

解説:前触れのない一瞬の大爆発のメカニズム
 タイヤの空気が減った状態で時速100km近い高速走行をすると、タイヤのゴムが路面からの衝撃を吸収しきれず、タイヤの後方が波を打つように激しく変形(たわみ)し始めます。これを「スタンディングウェーブ現象」と呼びます。この状態になると、タイヤのゴム同士が猛烈なスピードで擦れ合い、内部が100℃以上の異常高温に達します。そして数分後、熱に耐えきれなくなったゴムが一瞬で破裂(バースト)し、タイヤがバラバラに吹き飛びます。高速走行中にこれが起きれば、ハンドル操作は1ミリも効かなくなり、大横転や多重衝突といった大惨事を引き起こします。

「最後に空気圧を測ったのはいつだっけ?」
「高速道路を使って遠出する予定がある」
という方は、大きなトラブルに巻き込まれる前に、タイヤの点検、空気圧チェックを実施しましょう。どうぞお気軽に当店へお立ち寄りください!

経済的なメリット

 日常点検は安全のためだけではありません。タイパ・コスパを重視するドライバーや法人企業にとって、非常に大きな金銭的メリットがあります。

燃費の向上】空気圧が適正値より下がると、自転車の空気が抜けたときと同じように、進むために余計なパワー(転がり抵抗)が必要になります。適正値を保つだけで無駄な燃料消費を抑え、ガソリン代を大幅に節約できます。

タイヤを長持ちさせる】空気圧が適切であれば、タイヤが路面に均等に接地するため、片側だけが異常に早く減る「偏摩耗」を防ぐことができます。結果としてタイヤの寿命を最大限に引き延ばすことができ、余計なタイヤ交換費用(出費)をグッと抑えることができます。