タイヤの寿命を少しでも延ばし、安全に使い続けるための重要なメンテナンスを取り入れましょう。
タイヤのローテーション
タイヤは、車の「駆動方式」や「前後の重さ」によって、4本すべて均等にはすり減ってくれません。5,000~10,000km走行ごとに前後の位置を入れ替えることで、摩耗を均一に保ち、走行中の快適性と安定性を長く維持できます。
★なぜ前後の減り方が違うの?
【FF車(前輪駆動)】現在の乗用車の主流です。前輪が「走る・曲がる・止まる・車体を支える」のすべての役割を担うため、後輪に比べて約2倍のスピードで早く摩耗します。
【FR車(後輪駆動)】後輪で力強く推進するため、後輪の中央部が早く減りやすい特徴があります。
※回転方向や取り付け位置が指定されている特殊なタイヤ、または前後でサイズが異なるお車の場合は、車両の取扱説明書に従った特別なローテーション、あるいは左右の入れ替えが必要となります。迷われたらお気軽に当店へご相談ください。


タイヤ洗浄の基本
【正しい洗い方】よほどの泥汚れでない限り、基本は水洗い(水とブラシだけ)がタイヤを最も長持ちさせます。
タイヤのゴムには劣化を防ぐための「老化防止剤」があらかじめ練り込まれています。強力な洗剤を使うと、この大切な成分まで一緒に洗い流してしまい、かえってゴムの寿命を縮めてしまいます(ひび割れの原因)。
ワックスは水性を推奨
水性ワックス(推奨)
シリコンを水で乳化させた、タイヤのゴムに非常に優しい成分です。油性に比べて艶の派手さや持続性はやや劣りますが、シリコンの薄い膜がタイヤの表面を優しく保護し、紫外線や汚れによる劣化を防止してくれます。大切なタイヤを守るなら、必ず「水性」を選びましょう。
油性ワックス(非推奨)
深い黒艶と光沢が長持ちし、価格も安いのが特徴ですが、化学薬品の成分がタイヤのゴムをジワジワと溶かし、劣化(ひび割れ)を急激に早めてしまうデメリットがあります。
タイヤ保管時のルール
ホイール付きで保管する場合
【置き方】必ず横積み(寝かせて積み上げる)で保管してください。縦置きにするとホイールの重みが一か所に集中するためタイヤの接地部が変形してしまいます。
【空気圧】保管中のゴムへの負担を減らすため、空気圧を半分程度に抜いておきます。(※再使用時には必ず指定の空気圧に戻してください)
タイヤ単体(ゴムだけ)で保管する場合
【置き方】ホイールがない場合は、変形を防ぐために縦置き(起こして並べる)が正解です。
雨水の侵入に注意!
屋外やベランダ等で保管する際、タイヤの内部に雨水が溜まると、タイヤの骨組みである「スチールベルト(鉄のワイヤー)」が錆びてしまい、走行中にバースト(破裂)する原因になり大変危険です。必ず防水カバーなどをかけ、水が入らないようにしてください。

