廃プラスチック類に該当する使用済みの古タイヤは、タイヤ販売店、カー用品店、ディーラー、整備工場等が有償で引き取り、廃棄物処理法に基づき適正処理を行います。タイヤ販売店によって引き取られた廃タイヤは、収集運搬業者に回収と運搬を委託し、中間処理施設に送られます。
中間処理施設では、廃タイヤの切断や破砕加工がおこなわれ再生利用されることになります。リサイクルの利用内訳は、約65%を熱利用が占めています。製紙工場や化学工場の燃料として使用されています。また約15%は、原形加工利用として、トラック更生タイヤの台や再生ゴムとして再利用、約17%が中古タイヤとして海外に輸出されています。